チームの稼働を可視化、管理したい
業務の稼働を可視化する際は、最初から一つ一つの細かな作業/手順に対して何時間かかるのか?を算出してはいけません。
まずは、全員の稼働状況を参照して、全体観を掴みましょう。
内訳は、以下を参考にして、割合を算出します。
・業務に関すること(業務の遂行、オペレーション等)
・業務の改善活動に関すること(提案に関する時間、業務の改善に関する時間等)
・業務を管理すること(チームの状況把握、数値管理、MTG等)
業務の稼働を可視化する目的は様々ですが、この割合をまずは把握することで傾向が見えます。
例えば、チーム立ち上げ当初であれば、業務に全てのリソースを集中させていることが多く、業務に関することに比率が偏ります。
その後は、例えば業務を標準化させていくために可視化する、そのための改善時間を確保していく事が必要になります。
比率の目安は、別のコンテンツ「体制に必要な人数算出方法」にも記載していますが、全体の15%が改善に使えることが理想です。
まず稼働管理の第一歩は、このような大枠で整理をすることから始めてください。