チームメンバーとの相互理解は、自身のことを知ってもらった上で、安心して仕事をしたり、互いの考え方や価値観などの内面的なことも知り、よりスムーズ連携をとるために、とても大切です。 理解を向上させる為のポイントとして、相手を理解する前提として自己開示(自分の情報を伝えること)を行う事を心掛けてください。 その為、自分自身のパーソナリティを簡潔に相手へ伝えられる様に、プロフィートシートを作成して伝えるべき事を整理しておくと良いでしょう。 プロフィールシートには、自分自身がどの様な志向性で、どの様な経験/スキルを持っているのか、 また働く上で、どの様な制約があるのか。といった情報を整理し相手に伝えやすくするツールです。 加えて、好きなことや趣味など、少しプライベートな内容を記載することで話題のきっかけ作りとなり、コミュニケーションを円滑に進められるようになります。 プロフィールシートに記載のある内容は定期的に見直します。特にキャリア志向性は棚卸しアップデートした場合は、改めてチームメンバーに共有しましょう。
[参考資料] COROPS P.172
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会議の生産性を上げるコツ(議事録)
議事録作成時の注意点は以下です。 内容の要約 結論が分かるように、要約すること 誰が、誰に、いつまでに、何を、どうするのかを記載する 決議事項、宿題 議論内容 主語述語(誰が、何をするか)を明確に書くこと 指示代名詞(これ、あれ、それ等)は使用せず、●●システムなど、固有名詞を使うこと 口語体(●●を検討しましょう。)は、文語体(●●がいついつまでに●●の検討を実施)に修正をすること 略語(MGRやLDRなど)は、正式名称(マネージャー、リーダー)へ修正すること 議事録の展開先について、事前に確認をしておきましょう。 MTG参加者内に展開するなら、備忘録の役目が強く、要約/ToDoがしっかり書かれているとよいです。 展開先が参加者以外にも、多くの関係者に対して展開する場合は、要約/ToDoが書かれているだけでなく、結論に至った経緯も重要です。 例えば、管理者 MTGの内容を、チーム全体へ展開する際は、結論だけでなく、議論の経緯も重要になります。 大切なことは、まずは要約をしっかりと書くことですが、展開する方々の知りたい情報に合わせるようにしましょう。 議事録の上手なメモの取り方は、 MTG前にアジェンダ/事前配布資料に目を通し、MTGでの決議したいことを予め把握しておくと準備できます。 MTGの内容をある程度想定しておくことで、議事録も取りやすくなります。
会議の生産性を上げるコツ(準備)
会議自体の生産性を上げるには、事前の準備をいかに進められるかが重要です。 例えば、会議で議論すべきことを事前に整理し、アジェンダを作り、関係者に対して展開を行う。 更に発表者は伝えたい内容をMTGまでに展開しておく等、事前の準備はあればあるほど、MTGは効率的に進みます。 参考として、議題を持ち込む際は、以下の内容に沿って、考えを整理してみてください。 ※全て整理が出来ているとよいですが、分かるところから整理を進めてみて下さい。 ▼サマリ └議案事項、なぜそうしたいのか ▼そこに至るまでの経緯 └背景 この議題の経緯 └関連するアジェンダ その議題に関連する他議題/テーマ ▼詳細 └目的 何のためにするのか └目標 いつまでに誰が何をどうするか └詳細内容 詳細記載 └スケジュール 開始/終了の期間 └金額 費用もしくは想定必要工数 └結果確認日 最終確認日(中間報告の日も含む) └得られる効果 目的/目標の効果+副次的にえられる効果
関係者と距離を縮めるコミュニケーション
関係性を構築すべき相手が特定されたら、日々のコミュニケーションを大切にし、多く接点を持つことで関係者との距離を縮めていきます。 コミュニケーションのポイント ・より正確な情報を持つために、多くの関係者と接点を持つ。 ・挨拶などの単純な日々の接点を繰り返す。 対話の機会を得たら、積極的な自己開示と他者への共感を示すことで、 関係性が深まり本音の会話ができる関係性が構築できます。 ・本音で会話するためには、会議の場だけでなくインフォーマルコミュニケーション (休憩時の雑談・懇親会など業務外のコミュニケーション)も心がけましょう。 また、関係性の深め方を考える上では、ザイアンスの法則を参考にすると良いです。 ザイアンスの法則では、「人が人に好感を持ち始める時は、話す内容や時間の長さは関係なく、実際に会う回数が多い人物であればあるほど好感を持ちやすい」という法則です。 会う回数とは、相手の視界に入るだけでも回数に含まれます。 つまり話し下手の方であっても、まずは誰にでも出来る簡単なアクションで関係性を深めていくことが出来ます。
雑談の重要性
雑談の目的は、お互いのことを知ること、相互理解を深めていくことです。 仕事で相談したいこと、お願いしたいことがあったときに、関係性が無い人にはどうしても話しかけにくいですが、 雑談を通してお互いに人となりを理解しあうことで話しかけやすくなります。 最初は緊張している状態ですが、回数を重ねることで、相手の理解が深まり、チームに対して徐々に心理的安全性が高まり、緊張も減ってきます。 この人たちなら自分のことをもっと知ってもらいたいとなり、更に自己開示が出来る様になります。 家族の話、友人の話、趣味の話、ご自身の体調、感情etc。このようなことを、理解しあうことで、仕事の話も話しやすくなります。 テレワークが中心になってくると、こういった雑談をする機会は意識的に設けないといけません。 日中の業務時間帯に突然雑談をし始めても、相手側は仕事に集中していたり、テレワークでは相手の状況も見えません。 定期的な時間枠を設けて、自然とそういった会話が行える仕掛けが大切です。 更にそういった雑談の内容を毎日やることで、実は本人のコンディションを知れる機会にもなります。 仕事が忙しく、悩みがドンドン増えていくと、まず雑談の内容に変化が出てきます。 いつもは明るいテーマが多い雑談をする方でも、テーマが仕事によりがちになっていきます。 そういった状況が続く場合は、1on1以外でもコミュニケーションを取り、解決に向けたアクションを考えるなど、別途対応も検討して下さい。
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