業務改善の手法「ENCRS」とは?

業務の改善

 

〈目次〉

 

  1. ENCRSの概要
  2. ENCRSの効果・活用事例
  3. デジタルツールでの改善
  4. 改善点の見つけ方、ENCRSの進め方
  5. 関連資料

 

さらに詳細の概要説明・活用事例・ENCRSの進め方は、「5.関連資料」のPowerPoint資料「ENCRSで業務改善.pptx」をご覧ください。

 

 

1. ENCRSの概要

 

 

ENCRS(エンクルス)とは一般に生産現場の業務改善で広く活用されているECRS手法をベースに、

改善効果を最大化させるために必要となる N(Negotiation:交渉) を加えた当社独自の改善の考え方です。

業務改善のポイントを、以下の頭文字を取ったもので整理しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

2. ENCRSの効果・活用事例

 

ENCRSは、月・年単位で工数削減できた実績が多数ありますが、ENCRSのよくある活用事例は、

「無駄なものが無いか確認して減らす」「自動化できるところがないか探して改善する」というものです。

 

  

 

 

 

 

 

 

3. デジタルツールでの改善

 

業務プロセスを設計・改善する際には、デジタルツールの活用も検討材料に加えると良いでしょう。

 

ENCRSの視点でデジタルツールが活用できないか?を考えると

イメージが沸きやすくなります。

 

特に、Simplify(簡素化)手作業の代替できるところ、スピードの向上のために簡素化できないかを考えると分かりやすいです。

 

デジタルツールの活用のメリット
単純に作業効率を上げるだけでなく、以下の効果も見込めます。

 

  • 業務で扱う情報がデータ化、蓄積され効果的な分析がしやすくなる
  • 作業が自動化されることによるミスの低減

 

 

 Point   ツールを作成する際のポイントは?

 

最初のポイントは以下の事柄を「整理すること」です。

 

  • なぜツールをつくるのか?(何を実現させたいのか?)
  • 目的を実現させるために必要な機能は何か?
  • ツールを実行する際の最適な流れは何か?
  • 使用者が使いやすい画面はどういったものか?

 

ツール作成に至った背景・目的から必要な機能をすべて洗い出し、

機能の抜け漏れなくスムーズにコーディングを進められるようにできるようにしましょう。

 

VBAやRPAはあくまで手段のひとつですので、

”ツールは作ったが、しばらく経って使わなくなる” ということが起きないように

作成後のメンテナンスのことも考慮の上で進めてください。

 

 

 

 

4. 改善点の見つけ方、ENCRSの進め方

 

 

 Point  身近なところから改善点を見つける

 

日頃の業務で無駄だと感じていることや、なかなかチーム内に定着しないことなどに着目するのが最初の一歩です。

チームメンバーの気持ちに寄り添い、言いやすい環境をつくりながら、積極的な意見収集を行ってみてください。


 

どのような観点から洗い出していけば良いか以下の管理表を参考にしてください。※「関連資料」に添付しています

 

 

 

 

 

 

 Point  改善のスケジュールを習慣化する

 

チーム全体で改善点を洗い出し、改善策を考えるためには習慣化することが大切です。

以下を参考に、改善のスケジュールを立てましょう ※「関連資料」に添付しています

 

 

 

 

 

自チームだけでは改善が難しい課題もあるかと思います。

その場合には関係者の協力を得て進められるように、関係者に積極的に改善するべき内容・改善すると見込める効果を提案することが大切です。


 

関係者を巻き込まないと改善できない課題については、すぐに解決できないことが多いので

次期に実現できるように動いていきましょう。

 

 

 

5. 関連資料

 

▶▶【🎥解説動画】ENCRSで業務のムダを改善する はこちら

 

▶▶【📅資料】ENCRSで業務のムダを改善する.pptx はこちら

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