【7月特集記事】リーダーが夏休み前にやると良いこと3選
はじめに
そろそろ夏休みが近づいてきました🌻
リーダーのみなさんはご自身のお休み日程も決まりましたでしょうか?
しっかり休むためにも、「ひと手間」かけておいてほしいことがあります。
今回の特集記事では、チームが混乱せずに仕事が進み、自分も安心して休めるための3つのポイントをご紹介します。
〈目次〉
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1.メンバーが休暇に入る前に確認しておくこと
夏休みを取る前に、リーダーから各メンバーに、普段の業務について以下を書き出ししてもらいましょう。
「自分が不在な場合は、どこまでやっておいて欲しいか」
「トラブルが起きたら、△△さんに相談して」など、“期待と対応先”をセットで書きだしてもらいましょう。
💡具体例:
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指示の言語化:「自分がいない間にこれだけは終わっていてほしいもの」と「手をつけなくていいもの」を区別して伝える
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トラブル時の連絡経路:「緊急なら〇〇さん→◇◇さんに順番で相談してください」などルートを明示
🔍ポイント:
「いない時に誰がどう動くか」を先に考えて共有しておくことで、いざというときの判断のブレや滞りを防ぐ。
2.リーダー不在時に備え準備しておくこと
休みの日程を、伝えるだけでなく必ず可視化
💡具体例:
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事前に周知:「〇日〜〇日は夏季休暇となります。」と前もって朝会・週次定例の場で連絡。
- 不在予定を一覧で見える化:メンバーの休み予定も含めて、全員分を1枚のカレンダーやシートで可視化
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ツールの活用:Teamsなどのチャットはステータスを変更、メールには自動返信を設定しておく。
リーダーがいない際に、一番困りそうなことを予め潰しておく
💡具体例:
- 前倒し対応:決裁や承認など、管理者の対応が必要な案件は、洗い出して休みに入る前に済ませておく or 代理担当を明確にする。
🔍ポイント:
不在であることを明確にし、問い合わせされた方が困らないようにする。
リーダーがいなくても大丈夫と安心できる状態を作る。
3.夏休み明けに良いスタートを切るため準備しておくこと
チーム全体の再起動をスムーズに
長期休暇のあと、すぐにトップギアでは働けません。
夏明けのメンバーが揃ってから最初の週は「エンジンをかけ直す時間」と考え、徐々にペースアップできる設計をしておくと良いです。
💡具体例:
- 夏休みの事前タスク整理
夏休みに入る前に「休暇明けまずこれをやればいい」という優先順位付きでチームのタスクを整理しておくと、
スムーズに再起動ができます。 -
個人の単位でリハビリ
「何からやるんだっけ?」を防ぐために、休みに入る前に「夏明けToDo」を各自で書いておくように依頼しておくと良いです。 -
初日は雑談と情報キャッチアップ中心に
休暇明けメンバーが集まったら、「夏休みの思い出を簡単に共有する時間」から始めて、メンバーのコンディションを把握します。まず“チームの空気”を取り戻しましょう。
🔍ポイント:
夏明け初週に会議や報告ラッシュを詰め込むのはあまり良くありません。
「ゆるやかに戻す」ことで、結果的に再起動が早くなります。
おわりに
リーダーがしっかり休む姿勢を見せることは、メンバーも安心して休めることに繋がります。
夏休みをチームでポジティブに乗り越えるために、リーダーが「いない時間」こそマネジメントの見せどころと捉えましょう!
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