

私は今まで業務を教えることはありましたが、今年度初めて「育成する」ことを体験しました。その立場になってみて、改めて気づいたことがあります。
それは、「業務を教えること」と「人を育てること」は、似ているようで別物であるということです。
今の育成の仕方を、ほんの少し視点を変えたり、要素を足したりするだけで、
育成はより楽しく、成果が出やすいものになると思います。
1.OJTと育成の違い
OJTは、業務を進めるために必要な“やり方”や“手順”を伝えるものです。
一方で育成は、相手が今後、自分の力で考え行動し、仕事を進められる状態をつくることだと感じました。
OJTのように、目の前の業務を滞りなく回すことを優先すると、
つい「次はこうしてください」「この通りに進めてください」と、方法だけを伝えがちになります。
しかしそれだけでは、本人が自ら考える余白がなくなり、成長する機会を奪ってしまうこともあります。
そこで私が「育成」という視点で意識しているのは、
- 他の仕事にも応用できるよう、全体の流れや“進め方の考え方”をセットで伝えること
- フィードバックでは、「こうしてほしい。なぜなら〜」と必ず理由を添えること
この2点です。
こうした伝え方を意識することで、
同じ目的の仕事が来たときに、指示を待つのではなく 自分で考えて進められる状態 に近づくと感じています。

以前は、必要な情報を先回りして、タスクレベルで伝えることが相手のためだと思っていました。
しかし育成の視点に立つと、
“次は自分で考えて進められるようになること”が、必要な支援 なのだと気づきました。
2.期待していることを伝え、
モチベーションを保てるように意識する
私が育成を進めるうえで、一番大切だと考えているのは、お互いに信頼できる関係性であること です。
「上司は自分に期待していないのでは?」
「担当者だから仕方なく、表面上だけの育成をしているのでは?」
そこで、私は次の2つを特に意識しています。
① 期待を言葉にして伝える
- なぜ、その仕事をあなたに任せるのか
- その仕事を通して、あなたにどのように成長してほしいのか
これらを曖昧にせず、できる限り具体的に伝えるようにしています。
期待を明確に伝えることで、
「自分は信頼されている」「任されている理由がある」
という安心感につながると考えています。
② モチベーションを保ちやすいように心がける
単に「何をしてほしいか」という指示だけでなく、本人の興味やキャリアの方向性と結びつけながら、
- この業務にはどんな意味があるのか
- どんな力が身につくのか
- 将来どんな場面で役立つのか
といった 価値や意義 をできるだけ丁寧に説明するようにしています。
そうすることで、
「この仕事には、自分にとっての意味がある」
という 納得感 が生まれ、モチベーションも保ちやすくなると感じています。

私自身も、自分は期待されていないと感じた時は、モチベーションが全く上がらなかったですし、
逆に明確に「期待しているよ」と伝えてもらえた瞬間が、一番モチベーションも上がったし、成長できた気がします。
結局のところ、育成に必要な指針を考えるときは、「自分ならどう育成されたいか」を起点にするのが、もっとも分かりやすいかもしれません。
3.まとめ

今回の記事は「これからも大切にしたい育成のあり方」を整理したものです。
同じように育成で悩んでいたり、誰かの成長を支えたいと考えている方へ、
一緒に一歩踏み出せるものになれれば幸いです!
おすすめ動画


私は今まで業務を教えることはありましたが、今年度初めて「育成する」ことを体験しました。その立場になってみて、改めて気づいたことがあります。
それは、「業務を教えること」と「人を育てること」は、似ているようで別物であるということです。
今の育成の仕方を、ほんの少し視点を変えたり、要素を足したりするだけで、
育成はより楽しく、成果が出やすいものになると思います。
1.OJTと育成の違い
OJTは、業務を進めるために必要な“やり方”や“手順”を伝えるものです。
一方で育成は、相手が今後、自分の力で考え行動し、仕事を進められる状態をつくることだと感じました。
OJTのように、目の前の業務を滞りなく回すことを優先すると、
つい「次はこうしてください」「この通りに進めてください」と、方法だけを伝えがちになります。
しかしそれだけでは、本人が自ら考える余白がなくなり、成長する機会を奪ってしまうこともあります。
そこで私が「育成」という視点で意識しているのは、
- 他の仕事にも応用できるよう、全体の流れや“進め方の考え方”をセットで伝えること
- フィードバックでは、「こうしてほしい。なぜなら〜」と必ず理由を添えること
この2点です。
こうした伝え方を意識することで、
同じ目的の仕事が来たときに、指示を待つのではなく 自分で考えて進められる状態 に近づくと感じています。

以前は、必要な情報を先回りして、タスクレベルで伝えることが相手のためだと思っていました。
しかし育成の視点に立つと、
“次は自分で考えて進められるようになること”が、必要な支援 なのだと気づきました。
2.期待していることを伝え、
モチベーションを保てるように意識する
私が育成を進めるうえで、一番大切だと考えているのは、お互いに信頼できる関係性であること です。
「上司は自分に期待していないのでは?」
「担当者だから仕方なく、表面上だけの育成をしているのでは?」
そこで、私は次の2つを特に意識しています。
① 期待を言葉にして伝える
- なぜ、その仕事をあなたに任せるのか
- その仕事を通して、あなたにどのように成長してほしいのか
これらを曖昧にせず、できる限り具体的に伝えるようにしています。
期待を明確に伝えることで、
「自分は信頼されている」「任されている理由がある」
という安心感につながると考えています。
② モチベーションを保ちやすいように心がける
単に「何をしてほしいか」という指示だけでなく、本人の興味やキャリアの方向性と結びつけながら、
- この業務にはどんな意味があるのか
- どんな力が身につくのか
- 将来どんな場面で役立つのか
といった 価値や意義 をできるだけ丁寧に説明するようにしています。
そうすることで、
「この仕事には、自分にとっての意味がある」
という 納得感 が生まれ、モチベーションも保ちやすくなると感じています。

私自身も、自分は期待されていないと感じた時は、モチベーションが全く上がらなかったですし、
逆に明確に「期待しているよ」と伝えてもらえた瞬間が、一番モチベーションも上がったし、成長できた気がします。
結局のところ、育成に必要な指針を考えるときは、「自分ならどう育成されたいか」を起点にするのが、もっとも分かりやすいかもしれません。
3.まとめ

今回の記事は「これからも大切にしたい育成のあり方」を整理したものです。
同じように育成で悩んでいたり、誰かの成長を支えたいと考えている方へ、
一緒に一歩踏み出せるものになれれば幸いです!
