新たなリスクを定期的に洗い出す方法
新たなリスクを検知するには、QCDS(業務の成果/コスト/納期/範囲)の視点でチームを観察し、
定期的にリスクがないかどうかを確認して洗い出ししていくことが重要です。
大切なのは、計画と進捗が乖離した時に、たまたま発生しただけと済まさないで、
必ず「なぜ乖離したか」を考え、そこに潜むリスクが何かを洗い出していくことです。
業務を進める中で、リスクの洗い出しする際のポイント
仕事を進める上で新たに発覚した事柄を含めて以下の点を意識して行うことで、
初期のタイミングで洗い出せなかったリスクが顕在化します。
1.影響範囲を正しく認識する
・業務を実行する側とその成果を受け取る側の立場に立って業務範囲を正しく認識します
これにより、リスクを洗い出す範囲を正しく定義できます
└ ※リスク回避のために自チームの業務フローを変え他の組織にしわ寄せがいかないよう考慮します
2.メンバーの意見や違和感を拾う
・「気になること」や「違和感」をチームミーティングの場や会話で上げてもらい、意見交換を進めます
3.試行/思考回数を増やす
・多くのリスクを洗い出すためには、複数の視点だけでなく、シミュレーションする回数が大切です