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【お悩相談_010】気持ちの切替
日頃仕事をしながら抱えているよくある悩みを、COROPSの監修に携わって頂いた沢渡あまねさん、平野乃愛さんとの対談を通じて、解決の糸口になるヒントを見つけていく企画です。今回のテーマは「気持ちの切替」です。 たいていのことは、「悩みは寝たら忘れる」ことができます。しかし、状況が変わってやることが増えてくると、納得する成果を出せないことが増え、気持ちは落ち込み、寝ても忘れられなくなる、そんな経験はありませんか。 そんなときに、どうやって気持ちを切り替えればよいのか。今回のコンテンツは、あまねさん、のあさんの実体験も踏まえた内容を皆さんへお伝えします。
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チャレンジングなアサインをするときに気を付けること【フォロー編】
チャレンジングなアサインをする際に、周囲からのフォローをどうするかですが、以下のことに注意をしてください。 ・依頼したからと言って、丸投げはしてはいけません。 依頼先の方にとって、新しい領域/未経験のことに対してアサインをする場合は、進め方1つ1つをとっても、仮説の解像度が粗く、軌道修正を繰り返すことが多いです。 不安は尽きることはありませんので、依頼した方は、丸投げするのではなく、定期的にフォローを出来る仕組みを設けることで、心理的な安全性が高まります。 例えば、15分/日で相談の時間を設ける、1時間/週など、時間枠を予め設定しておきましょう。 ・細かいチェックはしすぎてはいけません。 1つ1つの細かい所まで全て確認をしなくても、レポート出来る仕組みがあるとよいです。 また、細かいチェックばかりになると、自分に任せたのではないか?という気持ちが芽生えてしまうこともあります。 そのようなことを回避するために、P/L、稼働管理表で数字が分かるようにしておく、やるべきタスクを一覧化しておく、こうすることで、報告/相談する側も受ける側も、双方で状況把握がしやすくなります。 ・相談するための基準を設けておく。 定期的に相談する機会を設けていたとしても、煮詰まってくるシーンは出てきます。 定常業務のようにルーチン化出来ている業務であれば、ある事象が発生したら相談するなど、トリガーを定めやすいですが、チャレンジングなアサインの場合、トリガーの設定が出来ません。物凄く悩んでしまい何も進まない、更に相談するかどうかも判断しづらい状況になります。 そういった際のトリガーしては、考える時間をポイントにしましょう。例えば、15分/30分考えても、糸口が何も見つからない、アイデアが何も出てこない、ならば相談する。 こういったルールを決めておくことで、お互いにスピード感を持って、前に進めてられるようになります。
チャレンジングなアサインをするときに気を付けること【依頼編】
人の成長に影響を及ぼす要素は、70%は経験、20%は他人からの助言、10%は研修や書籍からの学びと気づきといった調査結果があります。人材育成の観点では、チームが関与する割合は非常に大きく、チーム内でいかにメンバーが成長する経験を積むことが出来るかが、チームの価値発揮に大きな影響を及ぼします。 そのため、ときには、チャレンジングなアサインが重要になってきます。 このアサインをする際には、以下のポイントに注意を払ってください。 ・依頼元が着地イメージを出来ていない 完了している状態が依頼元も分からない場合に、アサインを考えても失敗しやすくなります。 この着地イメージが湧いていないまま依頼することは、無茶振りといいます。 着地イメージが湧いていないと、本当に依頼先の方が適切なのかどうか(本人の志向性が合っているか、ハードルが高すぎ/低すぎないか)、判断が出来ません。 更に、アサイン後にフォローについても、イメージが無いままでは具体的なアドバイスが上手く出来ません。 このようなことの発生するリスクが高いために、依頼元は着地イメージを想定してから、アサインを検討する様にしてください。 ・本人の志向性とのマッチングについて 依頼先の方の志向性やチャンレジしたいことと、こちらからお願いしたいことが100%マッチすれば良いですが、必ずしもそうではないケースもあります。チャレンジすることで得られることは何か?をまとめて、依頼元の方に対して完了したときの成長した自分の姿や、達成した状態など、より具体的なイメージを持ってもらえるようになります。 そうすることで、アサインへの納得感を上げることに繋がります。 ただし、全く志向性と違うケースもあり得ます。その場合は、正直にそうせざるをえない理由を伝えて、双方で納得した上で進められるとよいでしょう。
メンバーのコンディション把握やキャリア形成に向けて面談スキルを強化したい
組織生産性の最大化、メンバーのキャリア実現支援のためにメンバーコミュニケーションは非常に重要です。面談を効果的に行うためには、面談する側のスタンスや印象も重要です。面談の主役はあくまで相手側であり、面談は相手役のための時間です。研修資料を参考としていただき、聞く姿勢・スタンスの重要性の理解と相手を尊重した姿勢で取り組みください。
雑談の重要性
雑談の目的は、お互いのことを知ること、相互理解を深めていくことです。 仕事で相談したいこと、お願いしたいことがあったときに、関係性が無い人にはどうしても話しかけにくいですが、 雑談を通してお互いに人となりを理解しあうことで話しかけやすくなります。 最初は緊張している状態ですが、回数を重ねることで、相手の理解が深まり、チームに対して徐々に心理的安全性が高まり、緊張も減ってきます。 この人たちなら自分のことをもっと知ってもらいたいとなり、更に自己開示が出来る様になります。 家族の話、友人の話、趣味の話、ご自身の体調、感情etc。このようなことを、理解しあうことで、仕事の話も話しやすくなります。 テレワークが中心になってくると、こういった雑談をする機会は意識的に設けないといけません。 日中の業務時間帯に突然雑談をし始めても、相手側は仕事に集中していたり、テレワークでは相手の状況も見えません。 定期的な時間枠を設けて、自然とそういった会話が行える仕掛けが大切です。 更にそういった雑談の内容を毎日やることで、実は本人のコンディションを知れる機会にもなります。 仕事が忙しく、悩みがドンドン増えていくと、まず雑談の内容に変化が出てきます。 いつもは明るいテーマが多い雑談をする方でも、テーマが仕事によりがちになっていきます。 そういった状況が続く場合は、1on1以外でもコミュニケーションを取り、解決に向けたアクションを考えるなど、別途対応も検討して下さい。
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