チャレンジングなアサインをするときに気を付けること【フォロー編】
チャレンジングなアサインをする際に、周囲からのフォローをどうするかですが、以下のことに注意をしてください。
・依頼したからと言って、丸投げはしてはいけません。
依頼先の方にとって、新しい領域/未経験のことに対してアサインをする場合は、進め方1つ1つをとっても、仮説の解像度が粗く、軌道修正を繰り返すことが多いです。
不安は尽きることはありませんので、依頼した方は、丸投げするのではなく、定期的にフォローを出来る仕組みを設けることで、心理的な安全性が高まります。
例えば、15分/日で相談の時間を設ける、1時間/週など、時間枠を予め設定しておきましょう。
・細かいチェックはしすぎてはいけません。
1つ1つの細かい所まで全て確認をしなくても、レポート出来る仕組みがあるとよいです。
また、細かいチェックばかりになると、自分に任せたのではないか?という気持ちが芽生えてしまうこともあります。
そのようなことを回避するために、P/L、稼働管理表で数字が分かるようにしておく、やるべきタスクを一覧化しておく、こうすることで、報告/相談する側も受ける側も、双方で状況把握がしやすくなります。
・相談するための基準を設けておく。
定期的に相談する機会を設けていたとしても、煮詰まってくるシーンは出てきます。
定常業務のようにルーチン化出来ている業務であれば、ある事象が発生したら相談するなど、トリガーを定めやすいですが、チャレンジングなアサインの場合、トリガーの設定が出来ません。物凄く悩んでしまい何も進まない、更に相談するかどうかも判断しづらい状況になります。
そういった際のトリガーしては、考える時間をポイントにしましょう。例えば、15分/30分考えても、糸口が何も見つからない、アイデアが何も出てこない、ならば相談する。
こういったルールを決めておくことで、お互いにスピード感を持って、前に進めてられるようになります。