業務工数を算出したい
業務工数を算出する目的は、様々あります。
業務を定量化することで、増員に必要な適正な人数を算出したり、予測と実態のGAPを把握をする。
人別で算出し、処理量の差分から、パフォーマンス改善の打ち手に繋げることが出来ます。
目的に沿って計測すべきポイントは変わってきますので、まずは目的をハッキリさせましょう。
計測の手法ですが、1時間単位であれば、outlookのスケジュールに実績を入力したり、Excelで管理でも、実態を把握することは出来ます。
一方、分単位で細かく算出する場合は、Excel管理だと難しいです。
オペレーターの後ろでタイマーを持ち、実際の作業時間を計測、もしくは何か計測ツールを導入する必要があります。
計測する際の注意点としては、どの単位で計測しているのか?ということを理解していく事が大切です。
ある業務の単位で測定するのか、特定の作業単位/手順単位で測定するのかを最初に考えてください。
目的もハッキリしていて、ある特定の作業/手順を計測するのであれば、問題ないですが、最初から細かい単位で計測を行うと、かなりの工数がかかってしまいます。
まず、大きな単位から測定を始める様にしてください。そうすることで、最初に全体観を掴めることが出来ます。
その上で、特に細かく見たい部分はどこか?を検討した上で、細かい計測に移るようにしてください。