問題解決向上ガイド(目的思考篇)
言われた通り・指示された通りに業務をしたのに、毎回やりなおしになってしまう・・ そんな日々の仕事の進め方がうまくいかない方に【問題解決向上ガイド(目的思考篇)】を紹介します! 動画内ではなぜうまくいかないのか、どうしたらうまくいくのかも合わせて説明してますので、ぜひ見てみてください! 『COROPS』とは? 企業を取り巻く環境が急速に変化する今、より効率的なチームの在り方が必要とされています。パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社で新時代に適した「仕事の進め方」を確立することが大切だと考え生まれたチーム強化メソッド。
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トラブルの未然防止対策
トラブルは発生していないからといって油断していてはいけません。そういった油断が重大なトラブルを引き起こします。 トラブルを発生させないためには普段から、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の「ヒヤリ」「ハッ」とした事例や、自分たちのチーム以外でのトラブル事例を情報収集し、都度、今の対策で十分なのか検討していくと良いでしょう。 トラブルを未然防止するためにやるべきこと 1. ヒヤリハットの共有 ・ヒヤリハットは、結果としてトラブルに至らなかった事象のため見過ごされてしまうことが多いですが、チーム内で共有し記録します 2. 事故事例や対策事例の収集 ・関係者に発生したトラブル事例や、他部門で発生したトラブル事例などを収集し、どのような対策を講じているかを確認します ・自チームで発生したトラブルについても共有し、相互の情報交換します 3. チーム内の防止策等の検討 ・収集した情報を元にして、チーム内で必要に応じて対策を講じます ・ヒヤリハットや、他部門の事例など、自分たちのチームでも同様のことが発生する可能性がないか、 リスクを評価して優先的に取り組むべきことを判断していきます
関係者の人事や組織に関する情報収集
期の変わり目は、人事異動や組織改編が起きる可能性が高い時期ですので、 関係者の異動・組織変更情報を収集し、次期計画に役立てましょう。 情報収集するために効果的なこと: ・期の変わり目の定例会に参加する ・顧客のWebページで、顧客の決算/財務情報、基本戦略/方針を確認する ※非公式な人事情報を入手した場合は、取り扱いには十分に注意してください。 異動者がいる際は以下の対応をします: ・後任者を紹介してもらう ・自チームの人員交代が発生する場合も後任者を紹介する └相手を不安にさせないため、異動の趣旨、時期、異動後の体制、引継ぎ計画、稼働シミュレーション、後任者の紹介などに注意して伝える ・関係者図を更新する
新たなリスクを定期的に洗い出す方法
新たなリスクを検知するには、QCDS(業務の成果/コスト/納期/範囲)の視点でチームを観察し、 定期的にリスクがないかどうかを確認して洗い出ししていくことが重要です。 大切なのは、計画と進捗が乖離した時に、たまたま発生しただけと済まさないで、 必ず「なぜ乖離したか」を考え、そこに潜むリスクが何かを洗い出していくことです。 業務を進める中で、リスクの洗い出しする際のポイント 仕事を進める上で新たに発覚した事柄を含めて以下の点を意識して行うことで、 初期のタイミングで洗い出せなかったリスクが顕在化します。 1.影響範囲を正しく認識する ・業務を実行する側とその成果を受け取る側の立場に立って業務範囲を正しく認識します これにより、リスクを洗い出す範囲を正しく定義できます └ ※リスク回避のために自チームの業務フローを変え他の組織にしわ寄せがいかないよう考慮します 2.メンバーの意見や違和感を拾う ・「気になること」や「違和感」をチームミーティングの場や会話で上げてもらい、意見交換を進めます 3.試行/思考回数を増やす ・多くのリスクを洗い出すためには、複数の視点だけでなく、シミュレーションする回数が大切です
ニーズが変化した内容をすり合わせる際のポイント
ニーズの変化を察知した際に、どこが変化したのかを正しく理解していなかったり、 チーム内ですり合わせをせずそのままにしていると認識ズレにつながります。 すり合わせのポイント ・ズレの要因が全く分からない時などは、どのように変化したのか? どこが変化したのか? をきちんと整理し、 相手をすり合わせることで認識がズレることがなくなります。 以下のマップを参考にどこがどのように変化したのかをすり合わせてください。
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