会員限定コンテンツで 仕事を進めやすくするヒントが見つかる!
日頃仕事をしながら抱えているよくある悩みを、COROPSの監修に携わって頂いた沢渡あまねさん、平野乃愛さんとの対談を通じて、解決の糸口になるヒントを見つけていく企画です。 今回のテーマは「自分が関わったことがないタイプの方との関わり方」です。 特に期初は、組織が大きく変わるタイミングです。新しい組織が作られたり、既存の組織でも、所属する方々の変更があります。事例を踏まえながら、解決のヒントについて沢渡あまねさん、平野乃愛さんから解説をいただきます。 『COROPS』とは? 企業を取り巻く環境が急速に変化する今、より効率的なチームの在り方が必要とされています。パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社で新時代に適した「仕事の進め方」を確立することが大切だと考え生まれたチーム強化メソッド。
仕事中のイライラを切り替えたい
相談しにくいチームの状況を変えたい
社会人のしくじった!あるある(分からないことを聞くときのコツ編)
1on1 相手の悩みを引き出せない
自己肯定感が下がり仕事に支障が出る
ニーズの深堀り方法
チームが高い成果を出すには、正しく関係者のニーズを理解する必要があります。 まずは相手が言葉にしているニーズを確認してから、相手から言われたこと以外のことをこちらから聞き出して深掘りすることが大切です。 ここでは、ニーズを深堀するポイントを紹介します。 ニーズ深堀のポイント: ・相手から聞き出した情報が断片的な場合は、「こういうことで困っているのではないか」ということを仮説で相手に聞いてみます。 最初は精度が低くても相手からの反応を見て少しずつ考え直していくことでニーズ深堀の精度があがります。 ・ニーズの聞き出しは、ある階層だけからではなく、できる限り複数の階層のニーズを確認し、相違点を押さえることが大切です。 理由は、立場と役割責任の違いから、上位層はより長期的な視点・広い視野でものごとを見ていることが多く、 下位層ほど短期的、限定的な視点で見ているため、できる限り複数の階層からニーズを確認することで、認識相違を減らすことができます。 ・ニーズは顧客が優先ですが、顧客以外の関係者へも可能な範囲でニーズ把握を行います。
友好な関係性を結び、信頼関係を構築する方法
仕事を進めやすくするためには関係者と良好な関係を構築することが大切です。 相手から信頼を得られると、より円滑に進みます。 関係者の中でも、特に顧客との関係性構築を優先・注力しましょう。 関係性構築のポイント: ・初対面の時はできれば対面で挨拶すること ・オンラインの際は、バーチャル背景に名詞や自分の趣味の画像などを 反映させると、覚えてもらいやすくなります ・仕事場ではないところでも交流機会を持つことで、相手の本音を引き出しやすくなります 関係者から信頼を得るためのポイント: ・少しだけでも相手の期待していること以上の成果を出し、相手の依頼にはスピーディーに応えること この行動の蓄積によって相手は少しずつこちらを信頼し、より重要な依頼や本音を開示してくれるようになります ・能動的に認識ズレを防ぐこと。 一度認識がズレると信頼関係を壊してしまいます。認識ズレを防ぐコミュニケーションの第一歩は、 自分から能動的に相手に投げかけることです。 例えば、相手側から「これやっておいて」「あの件はどうなった?」などの依頼を都度応えていた場合、 頻度高くコミュニケーションを取っているように見えても、受け答えをしているだけで相手の認識を確認していません。 時間に余裕がない状況でも、出来るだけこちらから何かを提案をし、疑問・質問を投げかけてみましょう。 その反応によって、認識ズレを防ぐことができます。 最初は提案が的外れだったとしても構いません。相手は少しずつこちらを認識し、呼応しようと思ってもらえるようになります。
1on1の手法について
1on1は以下ポイントを留意の上、会話しましょう。 部下が普段相談したくても相談できなかった事や、個人的に抱えている悩み事を打ち明ける、目指している事を聞いてもらうなど 様々なテーマで話を出来る機会とすると良いでしょう。 ・定期的な時間を確保すること ・継続すること(常にある事が、部下への安心感や信頼感を与える) ・スタンスは部下のため 日々のやりとり以外で時間をとって話すことで、通常業務以外の観点で対話することは非常に重要です。 必要な情報やスタンスを事前に理解しておくことで双方にとって実りある時間とすることが可能です。 次に、1on1のミーティングでの好ましくない事例とその対策についてを考えます。 1on1は職場コミュニケーションのための意義ある手段である一方、本来の機能や役割を失って、形だけ実施していることが散見されます。 ここでは、1on1のアンチパターン(好ましくない事例)と対策案を紹介します。 【パターンその1】会話が少ない1on1 何を話したらいいのかお互い分からず、ただ時が流れるのを待つのみ。しびれを切らした管理者が「なんか話すことない?」と無理やり話題を探る。 このようなことが何回か続いたときは、事前にテーマを決めて伝えて準備をしておきましょう。テーマとなる書籍やインターネットの記事などを事前に共有するのもよいでしょう。 【パターンその2】管理者リサイタルな1on1 管理者がメンバーに一方的に説教をし持論を述べる、いわばリサイタル状態の1on1。 これが常態化すると、メンバーには心理的安全性が生まれにくく、自己開示しにくくなってしまいます。 このように片方の一方的な話に終始しがちになっているときは、相手の意見を引き出すための傾聴スキルや、物事を前に進めるためのファシリテーションスキルが足りていません。 人によっては問いかけをされてから、意見がまとまるまでに時間がかかる人もいます。 1on1ミーティングの時間内だけで相手の意見を無理に引き出そうとせず、初回の1on1ではテーマの設定や問いかけのみを行い、 相手の意見や答えを求めるのは翌週にするなど、無理にその場で結論や成果を出そうとしなくてもよい姿勢も必要です。 【パターンその3】愚痴大会 ただ不平・不満を述べただけで終わってしまう、雑談や世間話だけで盛り上がる1on1。 たまには雑談だけの1on1も有意義ではあるものの、毎回雑談で終わってしまうのはあまり好ましくありません。 このようなことが何回か続く場合は、視点が固定化されて話を建設的に広げられていません。 一対一が基本であるものの、時にコミュニケーションを活性化するために、ファシリテーター役に加わってもらい、 新たな視点を投げ込んでもらい、進行を支援してもらうのも前向きな解決策です。
期の変わり目のコミュニーケーションプランの更新方法
期の変わり目は、関係者と交流を深めるための機会を計画しやすい時期です。 次期の活動に必要となる定例会や関係者との交流の機会を計画しましょう。 より深い関係性を構築するための企画例: ・仕事が一段落したタイミングでの「慰労会(打ち上げ)」 ・関係者の入れ替わりが発生したタイミングでの「歓送迎会」 ・新たなお付き合いを始める際の「交流会」 ・ランチ会 ・業務時間内での振り返り会
異論を言いにくい
らくらくコミュニケーションプランフォーマット
ロールモデルを見つけるには
チームの雰囲気をよくしたいの調子を見極めるバロメーターは何か
提案の向こう側
類似したミスに気づけない
売上達成と業務の面白味のバランスについて
ゴール設定をするのが難しい
【2月特集】来期の方針決定に役立つ顧客ニーズを捉えるテクニック
学びをシェアする文化をいかにつくるか
皆が納得する決着を導き出そう
ファシリテーション苦手克服までの体験記
暗黙のルールの学び方が分からない
浸透しやすいネーミングを考えるためのヒント
時間の余裕がない
先送りを回避するコツ
依頼する時のコツ
期待されていることはできるだけ自力で応えたい
モチベーションが上がりません
オンオフの切り替え方法
年齢差があってもアイデアを出しあうには
1on1のコツ解説ガイド
長期休暇後のエンジンのかけ方
気軽にできるいいねの伝え方3選
チームメンバーのフォローの仕方
チームの雰囲気をよくしたい
情報を構造化することが苦手
気を遣うタイプの方とのコミュニケーションのコツが知りたい
気持ちの切り替え~セルフマネジメントのコツ~
調子が良い時を再現するには
研修時にメリハリをつけた話し方をしたい
はじめたことを最後までやり遂げるには