地味に意外と大事シリーズ お仕事テクニック(危険アラート 言動の変化編)
皆さんは普段、一緒に働く人達の"言動の変化"に意識をしていますか? 言動の変化を意識することで、その人の気持ちの変化も察知しやすくなり危険アラートに気づきやすくなります!危険アラートに気づくことで、ミスやトラブルを未然に防ぐことができます。 動画では具体的な言動の変化や危険アラート例をご紹介! 『COROPS』とは? 企業を取り巻く環境が急速に変化する今、より効率的なチームの在り方が必要とされています。パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社で新時代に適した「仕事の進め方」を確立することが大切だと考え生まれたチーム強化メソッド。
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トラブルの未然防止
ミスやトラブルというのは、誰にでも発生させてしまう可能性があります。そのようなことを未然に防ぐためには、事前にリスクを把握し対処を打つ必要があります。 最近はリモートワークが増え、自宅で業務をすることが多くなりました。 実際にどんなトラブルが起きそうか、想像してみましょう。 ・wifiが切れてしまって、ウェブ会議が切れてしまう、作業中のデータが保存出来ない ・ご家族(例えば小さいお子さん)の不意なアクションで誤操作してしまう ・外のカフェ、ワークスペースなどで作業をしていて、第3者からPC画面を覗かれてしまう このように予めシミュレーションし、事前にリスクを把握し防止策を立てておくことで未然にトラブルが回避できます。 またこういったことを考える際には過去の失敗事例参考になります。 失敗事例は恥ずかしかったりと、周りに共有しにくいことがあるかもしれませんが、共有された側は案外そう思っていません。 むしろ事前に教えることで感謝されます。チームのためと思って失敗事例は積極的に共有しましょう。 また性善説に立って考えるとリスクを見落としがちです。 事前にリスクを洗い出す場合は、性悪説に立って「世の中は悪いことしか起きない」くらいの気持ちでホラーストリーを考えましょう。 大概にして性善説に立って見逃したリスクが大きなトラブルに繋がります。
メンバーのコンディション把握やキャリア形成に向けて面談スキルを強化したい
組織生産性の最大化、メンバーのキャリア実現支援のためにメンバーコミュニケーションは非常に重要です。面談を効果的に行うためには、面談する側のスタンスや印象も重要です。面談の主役はあくまで相手側であり、面談は相手役のための時間です。研修資料を参考としていただき、聞く姿勢・スタンスの重要性の理解と相手を尊重した姿勢で取り組みください。
メンバーの変化を察知する方法
メンバーコンディションというのはデータには表れにくく、数字の変化だけをトラックしても、察知することはできません。 そのために有効な手法は、定期的にコミュニケーションを取り、本音ではどんなことを考えているのか、理解を深めていくことが重要です。 また相手を理解するためには、こちらから話しかけるのではなく、傾聴を中心にコミュニケーションを取るようにします。 注意すべきことは、まずは相互の信頼関係がないと、会話はスムーズに進みません。あまり知らない方に対しては自分の弱音、失敗したことなど、話しにくいことも多いです。そういった場合は、まずは相手にしてほしいことを、自分からやるように心がけてください。例えば、自分の失敗事例を伝えることで、この人も自分と同じなんだなと感じてもらえ、会話がスムーズに進むことがあります。また、仕事から離れて、相手が興味がある話へ切替えをすることで、相手も話がしやすく、相手を知る第一歩となります。 何度もコミュニケーションを重ねることで、普段の相手の体調、心理コンディションが、いつもと違うことに気づけるようになります。 そのようなケースでは、「大丈夫ですか?」という問いはしないようにしてください。 人は「大丈夫ですか?」と聞かれると、自然と「大丈夫です」と答えてしまい、本当に困っていることをなかなか言い出せなくなります。 その場合は、「どうかしましたか?何か手伝えることはありますか?何かしてほしいことはありますか?」と伺うようにしてください。
雑談の重要性
雑談の目的は、お互いのことを知ること、相互理解を深めていくことです。 仕事で相談したいこと、お願いしたいことがあったときに、関係性が無い人にはどうしても話しかけにくいですが、 雑談を通してお互いに人となりを理解しあうことで話しかけやすくなります。 最初は緊張している状態ですが、回数を重ねることで、相手の理解が深まり、チームに対して徐々に心理的安全性が高まり、緊張も減ってきます。 この人たちなら自分のことをもっと知ってもらいたいとなり、更に自己開示が出来る様になります。 家族の話、友人の話、趣味の話、ご自身の体調、感情etc。このようなことを、理解しあうことで、仕事の話も話しやすくなります。 テレワークが中心になってくると、こういった雑談をする機会は意識的に設けないといけません。 日中の業務時間帯に突然雑談をし始めても、相手側は仕事に集中していたり、テレワークでは相手の状況も見えません。 定期的な時間枠を設けて、自然とそういった会話が行える仕掛けが大切です。 更にそういった雑談の内容を毎日やることで、実は本人のコンディションを知れる機会にもなります。 仕事が忙しく、悩みがドンドン増えていくと、まず雑談の内容に変化が出てきます。 いつもは明るいテーマが多い雑談をする方でも、テーマが仕事によりがちになっていきます。 そういった状況が続く場合は、1on1以外でもコミュニケーションを取り、解決に向けたアクションを考えるなど、別途対応も検討して下さい。
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