【お仕事テクニック】目標設定を「苦手なもの」から「働きやすくする手段」に変える方法
お仕事テクニック「目標設定」 皆さんは、仕事の目標設定をされていますか? このコンテンツの作成者は、目標設定が大の苦手でした。 しかし、苦手な中で試行錯誤して行った結果、 今では自分が働きやすくする手段として目標設定を活用するようになりました。 どのように試行錯誤したのか、その方法をご紹介します ------------------------------------------------------------ ポイントは、「Will Can Mustで紐づけて考える」こと ・Willでは、自分自身の棚卸を行うこと ・Canでは、自分の苦手なことを業務と紐づけて考えてみること ・Mustでは、チームとしてやりたいことを対話することで理解を深めること ------------------------------------------------------------
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目標振り返り
目標に対する振り返りは、結果だけでなく活動中の出来事も併せて振り返る事で、効果的な振り返りが出来ます。 例えば日報や議事録などを振り返ると、途中のプロセスや、そのときに考えていた事を思い出す事ができます。 結果だけでなく、プロセスも改めて見返してみると、新たな発見があることが良くあります。 また振り返りをする際によく忘れがちなのは、目的達成のために目標そのものが効果的だったかどうかです。 目的を達成するためにもっとよい他のアプローチはないのか?を検討することで、新しい別の施策や、追うべき指標が見えてきます。 目標が先行指標であればあるほど、遅行指標を達成するための様々なアプローチがあるはずですので、この振り返りは効果が高いです。 また、目標そのものの難易度は適切だったのかも振り返りましょう。 達成率が高くても、実際は対象者やチームにとっては易しい設定だったのかもしれません。 目安としては、達成率が150%を超えるときは大概外的要因か目標自体が緩いかの可能性が高いです。 その場合、高い成果は生まれたかもしれませんが、個人やチームの成長には繋がっていません。 努力してギリギリ達成できる、ストレッチゴールを設定することが、個人やチームの成長に繋がります。 更に、達成している場合でも、その成功要因を振り返ることは重要です。 個人やチームがどのような努力をした結果達成しているのか。どんな困難があり、どう乗り越えてきたのか、実際は何かを犠牲にしていないか?このような事を振り返ることで、達成した要因を把握し、次へ活かすことが可能になります。 また、振り返った結果、外的要因で達成している場合もあります。そもそも自分たちでコントロール出来ないことに起因しているのであれば、自分たちがどれだけやっても達成していなかった可能性もあるため、目標設定に誤りがあったということです。このような場合も、次の目標を立てる際に必要な情報となりますので、達成している際も、振り返りをすることを忘れないようにしましょう。
来期計画の精度向上方法
今期の主要指標推移の振り返りをし、それぞれの要因と必要であれば対策案を設定して来期計画の精度を上げていきましょう。 参照するデータは、KPI推移や、提案状況、CSアンケート・顧客組織の来期方針/キックオフ資料・自社来期方針・メンバー目標設定シートの内容、が主となります。特にCSはアンケート内容の他、明示的に顧客にもフィードバック・ヒアリング機会を持つことが重要です。折角やった施策も相手のニーズを満たしていなかったり、伝わっていないと意味が薄れてしまいますので十分留意してください。
要因分析方法
立てた目標や施策は、進捗状況が予定通りであるか実績の状況を把握すると良いです。 上手く進んでいる場合は、成功要因について分析し、より計画を前倒しで進める方法を考え、 進みが悪い場合は、原因を見つけて施策を見直します。この様な状況を把握は、1~2週間に1回など適切な頻度で確認する事が大切です。 根本的な要因分析がうまくいかない場合は、以下も留意すると良いでしょう。 ①対象になる問題は特定され、何が問題なのかを具体的にしているか? ②個人的な感情や思い込みで分析していないか? ③複数人で分析する等、客観的な視点や多面的な考え方を取り入れているか ④個人理由ではなく、作業環境や運用方法など組織的な問題に目を向けられているか 特定した成功要因は、再現性を持たせるためにチーム全体で共有し、チームのパフォーマンスを更に高めるために活用します。 また特定した問題点は、解消させるためにチーム内でアクションプランを検討し改善する際に活用します。 また、場合によってはアクションの変更だけでなく、目標そのものの見直しや、それに付帯する各要件(品質、コスト、期日、スコープ)の調整が必要な場合もあります。
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