初期稼働を生み出すポイントを知りたい
改善に向けた課題が整理されてきても、その打ち手を実行する稼働がない、というケースはよくあります。
この稼働問題は頻繁に起きうることですが、解決策は大きく2つしかありません。
・1日の中のスキマ時間で作業を行える様に、15分、30分と作業を細かく切り進める。
日々忙しく、改善のための時間をとるのも難しい場合、短時間でも改善を積み重ねることが大切です。
これを上手く進めるためには、作業の洗い出しは必須になります。
1%でも未来のために時間をつかうと、積み重ねれば、1年で37倍になります。
・一定期間、稼働調整を行って、時間を捻出する。
そもそも改善を行い、時間的余裕を生み出すということは、元々時間的余裕がないケースが多いです。
そのため、改善活動に充てる時間を都合よく生み出そうとしても、物理的にできません。
管理者は、チーム全体の労務状況を見ながら、期間を決めた上で残業時間を確保して作業を行ってください。
ここでのポイントは、チーム内のコミットです。何時間確保して進めていくということを、管理者はメンバーに対して説明をした上で改善を進めましょう。
稼働は待っていても、絶対に確保できません。