ここでは、COROPSのフレームワークと、COROPSの9項目のそれぞれを解説した記事の一覧をご紹介します。

COROPSのフレームワーク

チーム活動に必要な事柄とは、大枠で4 つあります。COROPSではこれを4M(4 つの視点)として整理しています。

4 つの視点とは、仕事の基本となる「Why(なぜやるのか？) 、What(何をどれくらいやるのか？) 、How(どのようにやるのか？)」の３つ

に、「ヒト(どのような人達とやるのか？)」の要素を加えた4 つの要素で構成されています。

これら４つ視点を、全てM から始まる「Mission(使命)、Measurement(基準)、Method(方法)、Member(仲間)」と整理しています。

またCOROPS は、チームを運営する上で必要な4 つの視点を、更に9 項目へ細分化することで、

より具体的な理解を得やすくしています。

9つの項目 記事一覧

1.　Mission　目的や背景を捉えたチームの使命

誰の どのような問題を解決するのかを明確にし、チームの仕事の目的を明らかにします。

そのために、相手と仕事の背景を理解し、相手が何をやりたいのか 守りたいことは何かを確認しましょう。

高い目的意識は、チームメンバーのモチベーションを高めることにも繋がります。

２.　Measurement　達成基準や判断基準

ゴールの達成イメージを具体化し、達成に必要な要素を満たすために、いつまでに何ができるのか？を考えます。

ゴールの達成基準と諸条件のバランスを鑑み、現実的かつ最良の選択を行いましょう。

この解像度が高くなることで、目標達成に近づくことができます。

３.　Method　工程や事例

業務の実行手順を可視化し、その改善を行います。

また改善のノウハウを活かすためにもチームで、学びを共有しましょう。

この仕組みがしっかりしていると、チームとしての成果や業務品質が高まり、チームメンバーや関係者がスムーズ働くことができます。

４.　Member　協力関係　

チームメンバー同士の相互理解を高め役割理解をし、互いに状況を気に掛けながら環境と仕組みを整えていきます。

普段から心理的に安心できる環境をつくり、協力関係を構築することで、

チームとしてのまとまりが生まれ、メンバーにとって居心地の良い環境ではたらくことができます。